
注:XID_CMDの処理に関しては、3.3.7項を参照のこと。
3.4.4.9.3 例外的事例
航空機LMEがハンドオフを起動できない場合には、XID_CMD_LCR(P=0)を送信するものとし、現行リンクは、影響されないものとする。
そのXID_CMD_H0(P=0)に自動同調パラメータが含まれる場合、航空機LMEは、通常の再送信手順を使用してそのXID_CMD_H0(P=1)を新しい周波数で再送信するものとし、それ以外の場合には、XID_CMD_H0(P=0)を受信するたびに一度、XID_CMD_H0(P=1)を伝送するものとする。
3.4.4.9.4 勧告
XID_CMD_H0のN2カウンタが超過した場合、地上LMEは、その航空機に対するすべてのリンクを切断する前に、別な局を介したハンドオフを試みるべきである。
3.4.4.10 地上要請の一斉同報ハンドオフ
地上LMEがリンク・ハンドオフを一斉同報する場合には、AVLCオプション・パラメータ内の”b1”ビットを1に設定するものとし、そうでない場合には、0に設定するものとする。地上LMEが一斉同報サブネットワーク・コネクション・ハンドオフをサポートする場合、その地上LMEは、一斉同報リンク・ハンドオフもサポートするものとし、その場合には、AVLCオプション・パラメータ内の”bl”と”bs”ビットを1に設定するものとし、そうでない場合には、0に設定するものとする。
3.4.4.10.1 地上の動作
地上LMEが一斉同報ハンドオフをサポートする場合、一斉同報リンク・ハンドオフをサポートする各航空機に対し、地上LMEは、表3−46に示される一斉同報コネクション・パラメータを包含させることによって、リンク・ハンドオフを確認するものとする。地上LMEが一斉同報サブネットワーク・コネクション管理をサポートする場合、一斉同報サブネットワーク・コネクション管理をサポートする各航空機に対し、地上LMEは、表3−46に示される一斉同報コネクション・パラメータを包含させることによって、リンク・ハンドオフとサブネットワーク・コネクション管理を確認するものとする。
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